名古屋市の認知症、動脈硬化、自律神経失調症、その他脳、神経に関する専門的クリニック
メタボで動脈硬化が進んでしまったとします。もう少しで血管が詰まったり、破れてしまうかも知れません。そんなに時、最後のダメ押しをするのがストレスです。
ストレスで自律神経失調症が生じると血管障害が起きやすくなります。自律神経失調症とは、交感神経>副交感神経の状態です。交感神経で血圧が上がったり、血管が収縮してしまいます。脳血管なら、動脈硬化の血管に高血圧が加わると破れて脳出血が起こるし、収縮して詰まると脳梗塞になるかも知れません。
年を取ったらストレス、自律神経の管理は若い頃と違った意味でとても重要なのです。ガンも同じです。加齢にしたがい体内にガン細胞はどうしても増えていきます。そこにストレスが加わるとどうなるか?ストレスで活性酸素が生じ、ガン細胞をさらに増やしてしまうのです。ガン細胞の増加が限界を超えると、ガンが発症してしまいます。自律神経失調症になり副交感神経が弱ると、ガン細胞や活性酸素を体外に吐き出す機能が落ちていきます。このようにストレスはガン発症も後押しするのです。
老後の認知症もストレスが大きな危険因子です。ストレス、自律神経失調症でアミロイドβが脳内に増えて凶暴になる、脳血流が減る、栄養失調が起きて神経ホルモンが減る、など認知症を引き寄せます。
まずは自律神経を調べましょう。失調症があれば自律神経を整えましょう。それが血管障害、ガン、認知症の予防につながります。
渡辺クリニックではストレスの程度を調べるストレス採血、ストレス度(問診+自律神経機能検査)の検査をしています。