神経内科 渡辺クリニック

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動脈硬化という敵に勝つ』

 孫子の言葉の中に「敵を知り己を知れば百戦危うからず」という故事があります。動脈硬化はまさにその"敵"にあたります。

 @動脈硬化について勉強し、A 自分の動脈硬化の程度を知り、B しかるべき後に的確に対応する、という順にやっていけば動脈硬化を克服できるのです。私のクリニックでは、そういう方針で治療を行っています。

 最近は認知症や自律神経失調症を多く診ていますが、元々は脳卒中、動脈硬化を中心に研究してきたので、初心に帰ろうということで本にしてみました。開業してから色々と患者さんより学ぶことも多くあり、大学や病院時代では気づかなかった点を加えて、なるべく実用的な動脈硬化の本を作ろうと思ったのです。当クリニックの「今月の話題」からもかなり抜粋してまとめてみました。

 先ほど認知症、自律神経失調症の話が出ましたが、私はこれらと動脈硬化がどこかで密接に関連していると思っています。それはこれらの疾患が現代生活における過食・運動不足、ストレスに起源を発するという点で同じだということです。

動脈硬化という敵に勝つ
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 過食・運動不足によりメタボリック症候群(メタボ)が起こっていきます。メタボとは増加していく内臓脂肪により動脈硬化が進んでいく病態です。メタボは内臓ばかりに生じるわけでなく、脳の中にも余り物を運びます。それがアミロイドのような異常物質で、その結果、アルツハイマー病のような認知症が増えてきたのです。またストレスが動脈硬化ばかりでなく、自律神経失調症や認知症を起こすことも知られています。動脈硬化、認知症、自律神経失調症は"同じ穴のムジナ"なのです。

 日本人の死因の中で、動脈硬化によるものが3割を占めます。また認知症の大体5割は動脈硬化が関わります。さらに寝たきりの原因の4分の3は動脈硬化によると考えられます。まさに動脈硬化は我々にとって恐ろしい敵であると言えるのです。

 動脈硬化という敵に勝ってもらう手助けをするのが、私の仕事だと思い、今回、ワールドプランニング社より動脈硬化という敵に勝つ』を出版しました。皆さんのお役にたてればよいと願っています。

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