名古屋市の認知症、動脈硬化、自律神経失調症、その他脳、神経に関する専門的クリニック

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就労支援!

認知症の予防には治療薬の他に、ストレスやフレイルの予防がとても肝心です。ストレスは脳の神経細胞を壊し、フレイルは神経ホルモンを減らしてしまいます。そこで渡辺クリニックでは抗ストレスとして赤外線温熱療法などによる自律神経調整、抗フレイルとして「なんちゃって旅行」による脳トレを行っています。

リハビリに出かけるイメージ

しかし何と言っても、認知症予防に大切なのは“働くこと”、すなわち仕事を持つことではないかと思います。拡大解釈をすれば、何かやることを見つけて出かけることで神経細胞は元気になり、神経ホルモンが分泌されるのです。何もやることがないと脳はストレスを感じ、実際に何もしないでボーとしていればフレイルが進んでしまいます。渡辺クリニックで行っているリハビリに出かけることも、ある意味では仕事と考えて欲しいのです。

味噌汁作りのお手伝いイメージ

今回もっと前進して、高齢者の認知症予防のために仕事をしてもらうための「就労支援」をしてみようと考えました。具体的には定期的にケアマネジャーに来ていただき、働きたい方と相談の上、就労場所を紹介してもらうのです。就労場所はとりあえず千種区、中村区、西区、北区の味噌汁店を考えています。私の大好きな味噌汁作りのお手伝いをしていただくのです。週に2回、一回2時間くらいです。決まった時間に“出勤”し、少額ですがお金を稼ぐことは前頭葉を活性化する働きがあります。最高の“デイサービス”ではないでしょうか?

現在、我が国の高齢者(65才以上)は3500万人です。その中でまだ定職がある方が25%(75才以上なら10%)、五体満足なのに働いていない方が55%、色々な理由で働けない方が20%(700万人)です。私は医者ですから、働きたくても働けない人に“働き場所”を作ってあげるのが使命なのではないかと考えるようになりました。介護保険でいうと要支援、要介護1くらいまでは少しなら働けると思います。働く自信がない人も我々がサポートします。そうすれば少なからず社会貢献になり、ストレス、フレイルを防ぐことができ自身の認知症予防にもなります。一挙両得です!

認知症予防で働く高齢者のイメージ

私は今月で院長を降りて名誉院長になり、診療を減らします。それからやることは就労支援と決めました。最後の「今月の話題」にふさわしい話題です。我こそはと願う方は、遠慮せずお申し出ください。

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